iOS13から登場のダークモード

こんにちは。
フェノメナエンターテインメント デザインチームのニキです。
フェノメナのブログでiOS系をネタとして書くことが多い私なので、少し時間は経ちましたが「iOS13」から登場した「ダークモード」について今回書こうと思います。

Map_比較_iPhone

「iOS」も2019年の大型アップデート・「iOS13」で「ダークモード」対応をしました。

「iOS12」でも現在の「ダークモード」に似たような雰囲気にする機能がアクセシビリティ機能として用意されていました。実際に「iOS12」の時に試してみましたが、「ダークモード」と言うには至らないものでした。(アクセシビリティ機能なので当たり前かもしれないですが)。
そして、いよいよ「iOS13」がリリースされたことで「ダークモード」を体感することが出来ました。

ダークモードのメリットとして、「電力消費量が少ないからバッテリー持ちが良い」と言われています。
リリース日から毎日、自前のiPhoneを「ダークモード」にして生活している体感としては「よくわかりません…」。確かに…バッテリー消費が遅い気がするかも………..といった程度でしょうか。

普段から「ダークモード」にしていて改めて思ったのですが、「ダークモード」のデザインは難しいなと感じました。どのあたりに難しさを感じたのかというと、背景色とアイコン or 文字色とのコントラストや、重なりの表現など言いだしたらキリがなくなると思います。

明るい画面をもとに「ダークモード」対応する場合、ただ暗くしていくだけで「ダークモード」対応できるでしょ!!と思われる人もいると思います。ですがほとんどの場合、ただ暗くするだけでは「ダークモード」対応できません。
実際にiOSがどのように「ダークモード」対応したのかを「ライトモード」と比較して説明します。

ダーク・ライト_比較_2

上記の画像で、「ダークモード」と「ライトモード」の背景と基本文字色が違うなどの差は明らかにわかると思います。その他の差が重要で、ボタンやテキストリンク・各アイコンで使用している”青”や、画面上部の「みなとみらい21」直下のテキスト色に微妙な変化をつけています。
そうすることで、それぞれのモードに適した視認性を確保しています。
上記以外にも「ダークモード」のための調整をしていくことで、初めて”ダークモードに対応した”と言えると思います。
今後も「ダークモード」及び「iOS」の動向を見続けていこうと思います。

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