画像の配置

こんにちは。すーさんです。

HTMLで画像やテキストをレイアウトする時に、よく使うパターンなのに忘れてしまって毎回調べていることについて、備忘録を兼ねてまとめておきます。
今回は画像を配置したときにできる謎の隙間についてです。

○画像を並べたときにできる余白をなくす

数枚の画像を連続して並べたときに、意図しない余白ができることがあります。

HTML:
    <body>
        <img src=”img/rect1.png” alt=”rect1″>
        <img src=”img/rect2.png” alt=”rect2″>
        <br>
        <img src=”img/rect2.png” alt=”rect2″>
        <img src=”img/rect1.png” alt=”rect1″>
    </body>

fig1

 

 

 

 

 

 

 

これを以下のように変更します。
CSS:
div {
    line-height: 0;
}

HTML:
    <body>
        <div>
            <img src=”img/rect1.png” alt=”rect1″><img src=”img/rect2.png” alt=”rect2″><br>
            <img src=”img/rect2.png” alt=”rect2″><img src=”img/rect1.png” alt=”rect1″>
        </div>
    </body>
 

こうすると、余白なく連続して画像を配置することができます。

fig2

 

 

 

 

 

 

 

 ○divで囲んだ画像の余白をなくす
 divタグで画像を囲むことはよくあるのですが、その場合にも何もしないと画像の下に余白ができます。(分かりやすいように、背景色を設定しています)

HTML:
    <div>
        <img src=”img/rect3.png” alt=”rect3″>
    </div>

fig3

 

 

 

 

この場合は、下記のようにCSSで指定すると余白を消すことができます。
CSS:
img{
    display: block;
}

fig4

 

 

 

 

まだあるのですが、今回はここまでにします。

知られていないCSSのコツ : 簡単な自動的CSSナンバリング

numbering-cover

フェノメナ技術担当のレミです。

HTMLの基礎をご存知の方には、番号付きのリストといえば<ol>タグを思いつく人は少なくないでしょう。

しかし、あるCSSプロパティを使うことで <ol> だけではなく、どのHTMLエレメントでもナンバリングを使うことができるようになります。

更に、HTMLに一切数字を記述せずに、細かい目次まで自動的に作れてしまうのです!

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Gracefull Degradation と Progressive Enhancement の概念紹介

こんにちは

フェノメナ技術担当のレミです。

今日はGracefull Degradation (グレイスフル デグラデーション) と Progressive Enhancement (プログレッシブ エンハンスメント)、という概念について紹介させて頂きたいと思います。

英語でウェブ技術に関する記事を読む方は、よく見たことのある言葉かと思います。

この二つについての定義は様々であり、困難なことだという印象を持った方は少なくないでしょう。でも実は、非常に簡単なことです。

Gracefull DegradationとProgressive Enhancementの最もポイントとなる要素をわかりやすく説明させて頂きます。

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HTMLでの空白文字表示について

こんにちは。すーさんです。

今回はウェブページ内での(半角の)空白文字について、最近調べて分かったことを書いてみたいと思います。
知ってる人にとっては今更な内容だと思いますが、私は今まで知らなかったのでまとめておきます。

これまで、ウェブページで連続して複数の空白文字を表示するときは、昔誰かに「&nbsp;」を使うと教えられて以来、「&nbsp;」を使ってきました。
ある日、本文に「&emsp;」と表示されているメールを受信しました。これが何を意味する記号なのか分からなかったので調べてみたところ、これも空白文字を表す記号でした。
またこの他にも、「&ensp;」、「&thinsp;」などがあるということが分かりました。

それぞれは、以下のようになります。
・&nbsp;
  ノーブレークスペース。通常の半角スペースと同じサイズの空白を挿入できる。
・&ensp;
  en space。”n”字幅の空白で、&nbsp;よりも少し広め。
・&emsp;
  em space。”m”字幅の空白で、&nbsp;の2倍。
・&thinsp;
  &nbsp;よりも狭い空白。

「&nbsp;」は自動改行しないスペースとなり、連続して空白文字を表現する場合以外に、英文を改行させたくない場合に使ったりできるようです。

自動改行しないということで今まで困った事はなかったのですが、これから使用する際は少し意識してみようと思いました。

※参考サイト
・HTML内で用いる実体参照による「空白(スペース)」の種類。|Webディレクター視点で語るWeb制作・開発Tipsブログ【Labs to Web】
・All About Web上で使えるスペース(空白文字)いろいろ
・&nbsp; は半角スペースではないというお話

Data URIとBase64の基本を理解する

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1. DATA URI

Data URI (データURIスキーム)は、外部データを直接ウェブページに埋め込む手法です。導入の結果、ウェブサイトからのHTTPリクエスト回数が少なくなり、パフォーマンスが向上するとされています。大まかには、CSSのスプライト・シートと同じ目的で導入するのものと言えます。

どのような外部ファイルでも埋め込むことが可能ですが、直接「バイナリーデータ(バイト)」のまま埋め込んでしまうと、ネットワークに通信する際に問題が起こる可能性があります。何故かと言うと、

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